風邪にんじん

肌寒くなってきて、風邪をひきそうです。

こういう時には、いわゆる「緑黄色野菜」を食べると良いでしょう。

なぜかと言うと、緑黄色野菜にはβ‐カロテンという色素が含まれているからです。

このβ‐カロテンは、プロビタミンAと呼ばれる物質で、摂取すると体内でビタミンAに変化して利用されます。

ビタミンAには、粘膜を強く保つ効果があるので、鼻やのどから風邪のウィルスに感染することを防ぐことができるのです。

緑黄色野菜ってなんだ？という方は、単純に、「色の濃い野菜」と思っていただければ大丈夫です。

にんじん、カボチャ、ピーマン、ほうれん草、豆苗、等々…

今ぐらいの時期だとカボチャが安くておいしいですね。

私はとりあえず、いつも冷蔵庫ににんじんを買って入れておくようにしています。

にんじんが一年中売られている世の中は、有難いものです。

ビタミンCの多いサツマイモと一緒に煮込んでトマトスープにしてみました。

☆色濃いトマトスープのレシピ☆

サツマイモ　１０㎝分ぐらい

にんじん　１本

しめじ　適量

トマト缶　１/３ぐらい

鶏ガラスープの素かコンソメの素など　適量

塩・こしょう・ケチャップなど　適量

①材料をすべて一口大に切る。

②鍋に材料と調味料をすべて入れ、油で炒めたかったら炒める。炒めたくなかったら炒めなくてもいいです。

③②に水を2～3カップ入れる。

④２０分ほど煮込む。煮込み終わったら味見をして、必要であれば塩・こしょうを入れる。トマトが酸っぱすぎると思ったらケチャップを足すと甘くなります。

ちなみに、ビタミンA(β-カロテン)は脂溶性なので、油と一緒に摂ると吸収が良くなります。

炒めたり、揚げ物と一緒に食べたりするといいかもしれません。

風邪をひいて辛い上に、周りの人から迷惑がられるなんて悲しいものです。

しっかり栄養をとって健康を維持できるといいですね。