ほくほく
寒い日が続くと、甘いかぼちゃが食べたくなります。
冬至の印象が強いからでしょうか。
かぼちゃには、ビタミンAの元となるβーカロテンが豊富に含まれています。
粘膜を正常に保って免疫力を維持したり、目の機能を維持するために必要な栄養素です。
また、かぼちゃにはビタミンEや葉酸などの栄養素も豊富に含まれており、どちらも一食分を100gとすると、一日に摂取したい量の3分の1程度含まれています。
ビタミンEは抗酸化性がある栄養素で、身体に悪影響を及ぼす活性酸素(フリーラジカル)という物質を取り除いたりする働きがあります。
ビタミンEは、活性酸素を取り除く際に、ビタミンEラジカルという物質に変化します。
自らを犠牲にして活性酸素を取り除いてくれているのです。
そして、そのビタミンEラジカルなのですが、同じく抗酸化作用のあるビタミンCにより、また元のビタミンEの形に戻り、再利用されます。
そのため、ビタミンEとビタミンCは、どちらも十分摂取する必要があります。
ビタミンCは、かぼちゃ自体にも100gあたり16mgと、比較的多く含まれています。
もう少しプラスしたいな、という場合には、柑橘類をはじめ、葉物野菜や芋類などにも多く含まれているので、併せて調理してみるのもいいかもしれません。
☆かぼちゃのミルクスープ☆
水…一人当たり100mlぐらい
牛乳…一人当たり50mlぐらい
コンソメ顆粒または中華スープの素…適量
かぼちゃ…適量
ほうれん草…適量
①かぼちゃは一口大に切り、水とコンソメ顆粒と一緒に火にかける。(一口大のかぼちゃ5切れぐらいで100gです。)
②かぼちゃが柔らかくなるまで煮たら、食べやすい大きさに切ったほうれん草(小松菜とか青梗菜とか大根の葉っぱとかでも大丈夫です。)を入れ、さっと火を通す。
③②に牛乳を入れ、必要であればコンソメ顆粒を追加で入れる。味が整ったら完成です。(牛乳を入れた後はあまり煮立たせない方が良いです。)